軽井沢観光① ~めがね橋(碓氷第三橋梁)~
群馬県横川から長野県軽井沢に向かう旧中山道(旧国道18号)にある碓氷第三橋梁に行ってきました。お子様連れでも楽しめるスポットですよ。
めがね橋とは
めがね橋は通称で、正式名称は碓氷第三橋梁といいます。明治に建設されたレンガ造りのアーチ橋で現在は廃線跡となっています。建設に使用されたレンガの数はなんと200万8000個だそうです。
当時、日本政府が外貨を獲得するために輸出していた絹糸の生産が群馬県、長野県に多かったため、いち早く中山道沿いに鉄道を敷設し、難所といわれた碓氷峠にも橋やトンネルを多く建設しました。(鉄道は急な山道を登ることができないため、多くの橋を架けて線路を通したのでした)
このめがね橋は国の重要文化財に指定されており、世界遺産の登録を目指しています。群馬県や軽井沢方面にお立ち寄りの際は足を運ぶ価値があると思います!
今回は紅葉の時期に合わせて行きましたが、四季折々の景色を楽しむことができますのでいつ行っても良いと思います。(ただし、国道といえど峠道なので悪天時はやめておきましょう)
アクセスは"旧"国道18号です。新道ではないのでご注意ください。
おすすめの行き方
軽井沢方面から下ることでもアクセスできますが、どうせなら松井田方面から坂本宿を抜けて向かうことをおすすめします。松井田には「五料の茶屋本陣」があり、その次の横川には「碓氷鉄道文化むら」や「碓氷の関所跡」、峠の釜飯で有名な「おぎのや」があります。そして昔の宿場町だった坂本宿を経由してめがね橋に向かいます。
坂本宿は景観も非常によく「昔の人はここを歩いて軽井沢に向かっていたのか」としみじみ感じることができます。坂本宿の正面に見える刎石山には「覗」という場所があり、そこからの景色は素晴らしいみたいです。もし中山道歩きにチャレンジする場合はお立ち寄りポイントに載せてはいかがでしょうか。
中山道歩きを写真つきで解説くださっているHPを掲載しておきます:http://home.b05.itscom.net/kaidou/nakasendo/2gunma/17sakamoto.html
まとめ
めがね橋を通って軽井沢に向かうルートはドライブに最適だと思っています。旧道は峠までに184のカーブがあります。対向車が来ると少し気をつけなければなりませんが、標高が上がるにつれ、木々の表情が変わってきますので運転していて気持ちが良いです。もちろんスピードには十分に注意を払いましょう。また、碓氷峠は片峠です。「登った分と同じだけ降る」ということにはならないので気が楽です(笑)
登った先の軽井沢はちょっと混んでいますが、浅間山を眺めたり、旧軽井沢に立ち寄ることで十分に観光気分を味わえます。帰りはサクッと碓氷軽井ICから高速に乗ってしまえば良いので、行きは時間にゆとりを持ってめがね橋に立ち寄ってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。