新潟県 西福寺

2022年9月12日

「越後のミケランジェロ」と言われる石川雲蝶の作品が残る「赤城山 西福寺, 開山堂」にお参りして来ました。

越後のミケランジェロとは?

石川 雲蝶(いしかわ うんちょう、1814年文化11年)- 1883年明治16年)5月13日)は幕末明治初期、主に越後国新潟県)で活動した彫工(彫物師)。寺院などに、色鮮やかで躍動感溢れる木製彫刻を多く残し、絵画を含めた作品は1000点以上が現存している。

wikipedia「石川雲蝶」より

石川雲蝶が越後のミケランジェロと呼ばれるようになったのはNKHで放送されていた「古寺巡礼」で雲蝶の作品を見た際に「これは越後のミケランジェロだ」と発言されたことがきっかけのようです。私自身、ルネサンスや彫刻には全く詳しくはありませんが、寺社仏閣やその当時の建築物や作品を見ることは好きなので、新潟からの帰り道、小出ICで降りてお参りしてきました!(お寺は小出ICと大和ICの間に位置するので、新潟方面からは小出IC、東京方面からは大和ICで降りるのが良いでしょう)

赤城山 西福寺のHPはこちら→https://www.saifukuji-k.com/

どんな作品が見られるの?

まさに圧巻の一言でした。雲蝶の代表作は開山堂で拝見できるのですが、お堂に入った瞬間、自然と「うわぁ、すごい」と感想が漏れ出てしまいました。妻も感動していましたし、子供はもう呆気に取られていました。「これほんとに掘ったの?」信じられないようでした。

そしてなんと9月末までは寺内の写真撮影が許可されていますので、この機を逃さずにお参りされることを強くおすすめします。(私はこれを知っていたからそこお参りに行ったのです)

作品に限らず境内も自然に囲まれて非常に良い雰囲気でした。開山堂の外観からも歴史を感じることができ、家族にゴリ押しして行った甲斐が本当にありました。写真を掲載しますが、腕前は下手っぴなのでお寺のHPの方をご確認ください。。youtubeもありますので一度見てから予習をしてから行くのも良いでしょう!

雲蝶作の開山堂向拝の彫刻
雲蝶作の襖絵
開山堂内の彫刻

御朱印・おみやげ

御朱印は神社だけと思われている方が多いようですが、元来御朱印とはお寺発祥と言われています。お寺で本尊様にお参りし、写経を納経したの証として御朱印が授けられたようです。(正確に調査していませんので参考として捉えてくださね)

なので、西福寺でも御朱印がいただけます。私はお寺と神社で御朱印帳を分けることはせず、鹿島神宮の次に御朱印をいただきました。「神様と仏様が喧嘩するから良くないのでは?」との意見もありそうですが、、、みなさん「神様、仏様、なにとぞ~」とお願いしたことあるでしょう?御朱印帳だけ分けて見栄えを気にするのもなんだかイマイチだったので同じ御朱印帳にしました。

そしておみやげですが、私のオススメは御朱印帳と、朱印袋です。どちらも雲蝶の作品が刺繍されており「美しくかっこいい」です。もちろん、お寺ごと、神社ごとにそれぞれの特徴や良さがデザインされていますが、こちらでは雲蝶の作品がデザインされています。私は朱印袋を購入し、「今の御朱印帳がいっぱいになったら次は西福寺の御朱印帳にしよう」と決めました。子供たちは四葉のクローバーの形のお守りを買っていましたよ。(その他多くの授与品、おみやげが用意されていますのでHPをご覧ください)

最後に

繰り返しになりますが、期間限定で写真撮影が許可されていますので、この機を逃さずに西福寺へ行きましょう。ただし、お寺は美術館ではありませんのでちゃんとお参りをして、文化財保護のためにもお賽銭をお支払いしましょうね。(蛇足的なお願いで恐縮ですが、くれぐれも御朱印だけを目当てに行かないでくださいね)

これを機に新潟を好きになってくれる方が一人でも増えると尚嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。