【北国街道 宿場町】海野宿と白鳥神社

2025年2月26日

2024年の夏は非常に暑く、またその時期も長かったせいで紅葉シーズンがかなり遅れていました。毎年紅葉を観に軽井沢へ日帰りで行くのが我が家のイベントだったのですが、今年に限っては道中の上信越道で「あ、これ絶対紅葉していないな」と確信したため急遽予定を変更して前から気になっていた「北国街道の海野(うんの)宿」へ足を運んできました。事前に調べたりせずに訪れましたが街道が賑わっていた当時を想像するには十分で素敵な観光地でした!

北国街道は中山道の追分宿から分岐する街道で五街道と同じ江戸時代に整備されました。主に加賀や越後などの大名が参勤交代時に利用することで栄えた街道です。軽井沢の次に位置する追分宿を北上し、今の上越市に向かって道が延び日本海側に出ます。日本海側を右に曲がれば今の新潟県、左に曲がれば富山県や加賀藩で有名な石川県に出ます。途中、長野市の善光寺近くの宿場を通ることから「善光寺街道」とも呼ばれていました。

今回ご紹介する海野宿はこの北国街道の起点である追分宿から3つめにあたります。

海野宿がある東御市は小諸市と上田市の間に位置し、海野宿も東御市の中央辺りに位置します。関東側から見ると、軽井沢・小諸・東御・上田と観光地が並んでいるので、その3番目の街にあたります。上田とのセット、小諸とのセットでも十分に一日を満喫できる抜群の位置にあります。

海野宿の入口には無料駐車場が整備されていますので車で行くにも何も不自由しないです!

海野宿の見どころは何と言っても旧街道の雰囲気や町並みでしょう。今でも各地に5街道をはじめとする旧街道は残っていますが、再開発によって宿場町はなくなったりその雰囲気を残していません。それだけに当時の雰囲気を今日に伝えるように観光地として維持されている宿場町は貴重です。同じ長野県では関所のあった木曽福島や妻籠宿が非常に有名ですが、都心からのアクセスを考えると海野宿が抜群に良いのではないでしょうか。

道幅も当時から変わっておらず、大名が宿泊する本陣跡、馬のための塩舐め石や宿場町を見守ってきた歴史ある神社など、建物は当時のものではなくとも当時を想像させるには十分なものが揃っています。

こちらがより詳しい海野宿の紹介板です。

やはり宿場町は経済の場でもあるので、通りに面した建物は旅籠か商家がメインだったようです。
風情があるとはこのことでしょうか。素晴らしい景観でしたよ!

「ちょっとトイレを借りる!」と立ち寄った「海野宿滞在型交流施設 うんのわ」が素晴らしいところでした。交流施設なので出入りが自由でトイレもお借りできたのですが、この施設内の中庭にはくつろげるスペースが有り、中で柿の葉茶と長野県産のりんごジュース・ぶどうジュースをいただいてまったりした休憩を取ることができました。施設の方も心地よく過ごせるよう配慮してくださり、東御市のことや柿の葉茶のことなどを教えて下さいました。ここは海野宿に行ったなら立ち寄るべき場所と思います!

いただいた柿の葉茶はこの施設内の柿の葉を使っているとのことでした。

海野宿の江戸方から海野宿に入ると一番先に白鳥神社を目にします。「郷社」なのでその土地の産土神を祀っている神社です。この白鳥神社の歴史は大変古く、ヤマトタケルノミコトに縁がある神社です(後述)。また、海野宿の位置する東御市の隣は上田市にですので、その近さからか真田氏の氏神としても祀られていた神社です。境内には真田氏の家紋をデザインした幟や木曽義仲の縁を解説してくれる解説板がありました。

また、ボランティアの方だと思うのですが海野宿を観光するコースはまず白鳥神社からスタートするようです。

境内の中心にそびえ立つご神木も見事でした!

街道が整備された江戸時代の人々も雨宿りに使っていたのではないかと思うほど立派でした。

ヤマトタケルノミコトに関する解説は境内の解説板でバッチリでしたが、特別なデザインの御朱印が軽井沢の碓氷峠にある熊野皇大神社とペアになるものでした。いわゆるコラボレーションですね。気になって調べてみると、ヤマトタケルの東征の際、八咫烏に導かれて碓氷峠へ、その後白鳥神社がある地に立ち寄ったとされています。ヤマトタケルはその死後、白鳥に姿を変え各地に姿を顕したと言い伝えがあるのでそこから白鳥神社になったと思われます。ちなみに、同じ名の白鳥神社は東日本・西日本にもありますが、ヤマトタケルの行程に鎮座しているようです。

X(旧 Twitter )より。季節によってデザインが異なるようです。

木曽義仲に関しては神社の目の前に流れる千曲川(信濃川)で平氏討伐の挙兵をしたようです。恥ずかしながら、木曽義仲の名前は聞いたことがあったので「木曽だから長野に縁のある武将かな」程度にしか認識がなかったのですが、、、源氏のお侍さんだったんですね。解説板を読んで初めて知ることができました。よくよく調べてみると源頼朝・源義経兄弟の従兄弟だというではないですか!確か鉄道唱歌でも「朝日将軍義仲の~」という歌詞がありますがあれも同一人物で平氏との戦で多大なる戦果を挙げたから鎌倉あたりに登場するのですね。いやぁ、世の中や歴史は知らないことだらけと重々承知していますが、こういった旅先で「そうなのか!」と繋がる嬉しさと「先に知っておけばもっと感慨深く・・・」といった後悔と入り交じる感情こそが旅行の醍醐味なのかもしれませんね!一度目で知って二度目で再確認・再発見といったサイクルができるような旅行がしたいな~と改めて思いました!

今回いただいた御朱印がこちらです。娘がいただいた中央・左のデザインも期間限定とのことでしたので、旅の祈念に記帳をお願いしました。左のデザインはまさに白鳥神社にゆかりのある白鳥と朝日(旭)将軍の押印が描かれています。

今回は東御市の「海野宿」と「白鳥神社」をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?旅のお供で有名な「るるぶ」や「まっぷる」にはあまり掲載されることのないマイナーな観光地かもしれませんが、そのぶん人も少なくゆっくり散策することができ、思い思いの時間を過ごすことができます。特に春先や秋口は気持ちよく過ごせると思いますのでオススメですよ!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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