【自衛隊イベントに参加】陸上自衛隊広報センター「りっくんランド」

2024年7月20日

埼玉県朝霞市にある「陸上自衛隊広報センターりっくんランド]に行ってきました。子供はもちろん、大人も十分に楽しめる素晴らしい施設でした！

自衛隊広報センター「りっくんランド」とは？

2024年6月放送の「中川家礼二の沿線いちオシ！」で東武東上線沿線のイチオシスポットが放送されていましたが、このりっくんランドも紹介されました。以前から行きたいと思っていましたが、今回りっくんランドで開催された【スプリングフェア】の体験搭乗に当選しましたのでようやく行く機会を得ることができました！（季節ごとはもちろん、割と頻繁にイベントを開催しているのでこまめに下記 HP をチェックしてみてくださいね。）

りっくんランドはその名の通り陸上自衛隊唯一の大規広報施設で2002年に設立されました。その目的は言わずもがなですが、自衛隊の役割や活動範囲やその内容を広く学ぶことにあります。実際の装備品を手に取ったり、シミュレーターに乗ったりと子供から大人まで男女問わず楽しむことのできる施設です。金額は無料。無料なのが逆に申し訳ないと思える施設ですのでぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

リックンランドの公式 HP はこちらです → https://www.mod.go.jp/gsdf/eae/prcenter/index.html

りっくんランドへのアクセス

リックんランドの最寄り駅は東武東上線の「和光市駅」もしくは「朝霞駅」ですが、徒歩20分弱と少し遠いです。バスも同じくらいの所要時間になるので、公共交通機関を利用して行く場合はタクシーを利用するほうが良いでしょう。自家用車で行く場合は、外環道の「和光北IC」が最寄りのICとなります。川越街道沿いなので迷うことはないはずです！

今回体験したイベント

今回の体験搭乗では、隊員達を輸送する車両に乗車することができました。一般道はもちろん、高速道路でも移動時に使われる車両ですので、目にする方も多いと思います。運転席と助手席の他に、4名ずつ向かい合って座るようなつくりの車両でした。

実際にヘルメットを付け、隊員さんのガイドを聞きながら乗車するのですが、乗り心地はというと、、お世辞にも良いとは言えませんでした。当然車体が頑強に作られているため、中の構成も一般車両とは全く異なり、鉄のフレームがむき出しになっていて所々に掴まることができるようになっています。隊員の方も同じ車両で静岡方面に移動すると仰っていたので、「腰は痛くならないだろうか・・・」「車酔いしないのだろうか・・・」と思いました（笑）命を賭してお勤めしてくれているのでもうちょっと良い設備にならんのかな？と思いましたが、税金だからそうもいかないのでしょうか・・・

とはいえ、非常に貴重な体験をさせていただき、娘たちも大興奮でした！隊員さん、ありがとうございました！

メインイベントは特別車両の乗車体験でしたが、一緒に隊員食の喫食イベントも開催されていました。今回は「生姜焼き」のパウチご飯をいただきました。しっかりとした味付けで美味しかったです！

実際の機材や機体が数多く展示されていて迫力満点です！

モックなどではなく、実際に現場で活躍していた車両やヘリコプターなどが展示されており、写真撮影はもちろん、触れることもできます。子どもたちは近くで見る装甲車や写真の戦車に大興奮！もちろん、私も「これでゴジラを迎撃しようとしていたのか」なんて映画シン・ゴジラのシーンを思い浮かべながら見学させてもらいました。

展示エリア（イベント広場）には時々「サイポン」が遊びに来てくれるので一緒に写真を撮らせてくれます。このサイポン、館内にも出現するので会うたびにコミュニケーションを取ってくれます。最初は怖がっていた息子も最後は「バイバイ～」と言えるように慣れていました。サイポン、ありがとう！

館内には実機のヘリコプターも展示されており、実際にコクピットに入ることができます。計器類やミサイル発射のボタンなども当時のままと思われ、「おぉ～」「ババババーン」なんて効果音が口から飛び出します。

非常に貴重な体験となりました。

そしてなんと・・・まさかのゴジラを発見しました！子供が見つけてくれたのですが、よもや自衛隊の施設内にゴジラがいるとは驚きです。この展示を考えた方、素晴らしい企画力です！これだけでも非常に楽しませてもらいました(^^)

「陸軍豫科士官学校跡」で陸軍・自衛隊の近代史を学ぶことができます

イベント広場を抜けると「振武薹記念館（しんぶだいきねんかん）」という建物があります。ここは元々陸軍豫科士官学校があったようで当時の門柱といえばよいでしょうか、昔の学校でよく見る校門の柱が残っています。

中は撮影禁止なのでどういった展示品があったか画像では紹介できないのですが、かつての陸軍幹部の集合写真であったり肖像画などが展示されていました。その中でも特攻隊へ向かう方がご家族へ向けた手紙やその隊員の写真・経歴が展示されていたので、足を止めしっかりと拝見させていただきました。改めて今の平和はこういった方々の犠牲の上に成り立っているんだと思い改めることができました。