【福井の恐竜が東京に？】オダイバ恐竜博覧会2024

2024年6月20日

この記事を掲載する頃には終了しているイベントですが・・・福井の恐竜たちが東京に来るというので「オダイバ恐竜博覧会2024」に行ってきました！

「オダイバ恐竜博覧会」とは？

北陸新幹線の延伸（福井・敦賀）の開業に合わせるような形で開催された恐竜博覧会です。「オダイバ」と名がつくとおり、開催場所はお台場でフジテレビの敷地・社屋になります。福井県立恐竜博物館が全面協力し、恐竜博物館で収蔵している化石や標本を展示します。サブタイトルは「福井から”ヤツラ”が新幹線でやってくる！」ですが、化石の一部は本当に北陸新幹線で子どもたちによって輸送されたようです！

閉幕していますが、公式HPはこちらです → https://www.odaiba-dino2024.jp/topics.html

日本初！スピノサウルスの実物化石

フジテレビの1階広場、22階、球体展望室と大きく3つのエリアに分けて展示エリアが設けられていました。見所は球体展望室の「スピノサウルスロボット」と「日本初公開の実物のスピノサウルスの化石」でしょう。標本や歯などは神流町恐竜センターや博物館で見たことはあるのですが、実物の化石は当然初めてだったので、私としてはこれが一番良かったです。オダイバ恐竜博覧会の HP によれば、展示されていた化石は「個人蔵」とのことだったのでこれから先いつお目にかかるかわかりません。非常に貴重な体験をさせていただきました。むしろこれだけでも行く価値があったと言えます。

多くの人が第1会場から観覧しようとしていましたが、スタッフの方々が「順序はありません～。第2会場、第3会場からの方がスムーズに観覧できます～。」と案内してくださったので、まずは球体展望室の第3会場から回ることにしました。第3会場→第2会場→第1会場の順でご紹介します。

そして迫力満点のスピノサウルスロボットがこちらです。いろいろな図鑑でスピノサウルスを見てきましがが、一番「ワニ」に近いお顔でした。間近で見ると迫力満点でした。

もちろんスピノサウルス以外にも、人気のトリケラトプス類やティラノサウルスの骨格標本も展示されています！

福井県のジオラマや「フクイベナートル」も博覧会を盛り上げます！

第3会場の球体展望室の後は22階の第2会場へ移動します。移動する通路では福井県の名所をジオラマ展示していました！前年の11月に福井県に旅行していたので「また行きたいなぁ」と思いながら眺めていると、「あれ？博物館と大野城の位置ってこうだっけ？」となってしまうのは気にしすぎでしょうか (^_^;)

第2会場の主役は福井県で発見された新種の「フクイベナートル」でしょう！フクイベナートルは2007年に福井県勝山市で発見された恐竜なので、最近の恐竜図鑑には必ず掲載されています。アニアでも福井県立恐竜博物館オリジナルデザインと、通常デザインの複数パターンが販売されているほど人気の恐竜です。

フクイベナートルの紹介はこちら（福井県立恐竜博物館の HP に遷移します）↓↓

https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/dino/database/detail.php?id=1008

こちらが人気の「アニアシリーズ」のフクイベナートルです。一番右が福井県立恐竜博物館のオリジナルデザインです。（画像をクリックすると Amazon や福井県立恐竜博物館のオンラインショップの HP に遷移します）

そしてこちらが第2会場の主役のフクイベナートルです。最初見たときは「あれ？なんかふっくらしてる・・・」と思いましたが、ちょっと愛くるしい感じのロボットでした。こちらは福井県立恐竜博物館では展示されていないので初公開です！（なぜスピノサウルスではなくこちらを推さなかったのか・・・。やはり知名度ではスピノサウルスにまだ及ばないということでしょうか (T_T) ）

第1会場はやっぱり一番人気の「ティラノサウルス」

第2会場を楽しんだ後は、1階まで降りて第1会場に入ります。ここではティラノサウルスの骨格標本や、動くロボットが展示されていて子どもたちも大興奮！。ただ、会場が狭く密集（ちょっと前の「3密」）状態だったので、非常に息苦しく扱ったのでササッと一通り観て退散しました・・。

もちろん限定グッズもゲット

第1会場の向かい側のグッズ売り場の正面にはガチャピンとのコラボレーショングッズが販売されていましたが、あまりガチャピンには愛着がないのでスルーをし・・・博覧会オリジナルのグッズ売り場へ！

今回は記念にキーホルダーとトミカ、ハンドタオルを購入しました。トミカは福井県立恐竜博物館の顔であるティラノサウルスロボットが運ばれてくるデザインになっています！

お台場といえば「実物大ユニコーンガンダム」

最後にオマケといってはなんですが、お台場の顔であり、世界中のファンも魅了する「ユニコーンガンダム」の実物大立像のご紹介です。このユニコーンガンダムは変形する機体で、決まった時間になると実際にガンダムのシルエットに変形する演出が行われます！日本人の観光客よりも、海外からの観光客の方が興奮気味に観ていたのが印象的でした。実際、ダイバーシティ内の「ガンダムベース東京」でも多くの方がお土産にプラモデルを買い求めていたのでガンダム人気を再認識しました。

こちらがガンダムモードに変形する前の形態（ユニコーンモード）のユニコーンガンダムです

まとめ

すでに開催期間が終了しているオダイバ恐竜博覧会ですが、展示されてる恐竜たちは福井県立恐竜博物館が収蔵しているものが多く、北陸新幹線の延伸に合わせてのイベントだったので「この博覧会を通じて福井県立恐竜博物館へも来てね！」とのメッセージ性を感じたイベントでした。この博覧会も十分に楽しめましたし、また福井県に行きたいと思わせてくれました。2025年もオダイバ博覧会が開催されるならぜひ行きたいと思います。

これから夏休みを迎えますが、もしご予定が決まっていなければ福井県を旅先の候補に加えてくださいね！

最後までお読みいただきありがとうございました！