【東京の東照宮】上野東照宮

お正月休みの最後に東京上野の東照宮にお参りしてきました。

1627年(寛永四年)に徳川家康公をお祭りする神社として寛永寺境内に建立され、1646年に正式に「東照宮」となりました。四大東照宮の一つにかぞえられています。

現存する社殿は三代将軍・家光公が造営替えしたもので、東京大震災・東京大空襲でも倒れることなく、江戸時代の面影を現在に残す貴重な文化財です。

東照宮はなんと全国に100社以上あるそうですが、最も古い東照宮は久能山東照宮です。久能山東照宮は家康公の遺言により埋葬された場所で、有名な日光東照宮は家康公を神格化した東照大権現を祀っています。

上野東照宮の公式 HP はこちらです → https://www.uenotoshogu.com/

参道からは旧寛永寺五重塔が見えます

上野東照宮へは公共交通機関の利用がオススメです。JR線であれば「上野駅」、京成線であれば「京成上野駅」が最寄り駅です。車で行く場合は、上野駅併設の上野パーキングセンターが駅からも一番近く、わかりやすい駐車場になると思います。ただ、安くはないですし、利用時間に注意する必要もあるので可能なら公共交通機関を利用しましょう。

上野東照宮は上野動物園に囲まれるように位置していますので、動物園内からでもその外観を見ることができます。

歴史ある東照宮ですからその建造物も貴重です。今回は社殿(社殿内は非公開)の見学はしませんでしたが、《社殿》《唐門》《透塀》《銅灯籠》が国指定重要文化財になっています。《社殿》《唐門》《透塀》は1651年(慶安四年)に造営されています。参拝だけでなく、境内の建造物をゆっくり見学するだけでも充実した時間を過ごすことができます。

立派な唐門です

境内には《栄誉権現社》というあまり耳にしない社もあります。これは御狸様とも呼ばれ、江戸時代に安置される各所で災いをもたらし、大正時代に東照宮に寄贈されてから災いがなくなったと言われています。御朱印のところでもご紹介していますが、「他を抜く狸」という縁起から開運・受験・就職・必勝の神様として信仰されています。上野東照宮に参拝された際はこちらにも是非お参りしてみてください。

上野東照宮ではお正月限定ということで、手漉きに活版印刷を施した特別な御朱印をいただくことができました。紙の作成も印刷も一枚一枚手作業で仕上げられていて、世界に一つだけの御朱印です!真ん中の朱印も明治~対象に使用していた印を復刻したものでまさに特別な御朱印になっています。事前に調べていたわけではなかったので、良いご縁でいただくことができ今年も頑張れそうです!

他には「他を抜く」という意味の他抜(たぬき・栄誉権現 お狸様)の御朱印、季節の花をデザインした御朱印をいただきました。(この時期はぼたん苑で「冬ぼたん」が見頃になっていますので牡丹が季節のデザインになっています)

前回ご紹介した前橋東照宮に続き、上野東照宮をご紹介しました。上野東照宮がある上野は国立西洋美術館や国立博物館、上野動物園など東京でも屈指の観光スポットが集まった便利な場所です。是非、上野にある施設に行く場合は上野東照宮にも足を運んでくださいね。

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました!

参拝後は上野動物園に行ってきました!

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