ITパスポート おすすめ本のご紹介
今回はITパスポートの受験を考えている、または取得を目指している方へおすすめの本をご紹介します。
ITパスポートって?
ITパスポートとは「ITを利活用するすべての社会人・これから社会人となる学生が備えておくべき、ITに関する基礎的な知識が証明できる国家試験です」とあります。
(IPAのHPより抜粋 https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/index.html)
ITパスポートは数ある国家資格の中でも難易度が一番低いと言われており、取得も比較的容易です。ですが、出題範囲も広いため、準備なしに受験すると間違いなく不合格となりますので、しっかり対策はしておきましょう。
IT向けのイメージがありますが、一般教養の試験となりますので、業界問わず受けられている試験です。
難易度
合格率は50%前後、といったところでしょうか。2020年は58.8%となっているようです。
統計情報→https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/pdf/statistics/202110_ip_toukei.pdf
ITの必要性が高まっていることもあり、年々受験者が増えています。高を括ってあまり準備しない方が一定数含まれていると思いますが、しっかり対策をすれば一発合格しますので過度に不安になることはありませんよ。
面白いのは「非IT企業」にお勤めの受験者が半数以上いる、ということです。それだけITリテラシーを習得する必要性が出てきているのでしょう。また、年代別でも20代が非常に多いので新入社員に受験をさせる企業も出ていきているようですね。
出題範囲
ITだけに限らず、「経営関連」の問題も出題されます。経営関連が35%、IT関連が65%の構成比となっており、更にIT関連は「マネジメント系」と「テクノロジ系」に分かれます。全部で3区分/計1,000点満点からの出題です。
合格条件は「総合点数が600点以上かつ、各分野も30%以上であること」が重要です。ちょっとややこしいのですが、「総合点数だけではなく、各分野でもちゃんと点数を取ろうね」ということです。
おすすめの本
私が読んだ本をご紹介します。資格勉強なので電子書籍ではなく、教科書書籍としてのご購入をおすすめします。
文字ばかりの対策本とは違い、イラストを多く使っているので、視覚的に安心して読むことができます。(文字だけだと圧迫感がすごいですからね、イラストは重要です)
勉強方法
私は下記の流れで勉強して一発合格しました。
- まずはポイント(太字になっている部分)を覚えるようにノートを取りながら一回読み切る。
- 公開している過去問を受けて結果に絶望する。(https://www3.jitec.ipa.go.jp/JitesCbt/html/openinfo/questions.html)
- 2周目に突入する。過去問で解けなかった部分をおさらいしつつ、ノートを取る。
- 再度過去問に挑戦。ここで合格点が出れば複数の過去問にチャレンジして、様々な出題パターンを学ぶ。以降は3と4を繰り返す。
気づいたら「ほぼ一冊の内容を覚える」ということになってしまいましたが、しっかりと準備した気持ちになれたので自身を持って受験日を向かえることができました。当然ですが、勉強内容がそのまま本番でも出題されるわけではないので、気持ちの面でもしっかりと備えておきましょう。
まとめ
ITパスポートは、対策をしっかりしておけば合格できる難易度です。書籍も一冊で十分です。
あれこれと手を出さずに「しっかりと一冊やりきる」ことに重きを置き、過去問で対策をしておきましょう!
皆さんの合格を祈念しております!!