【日本三大奇勝に鎮座】妙義神社
ずっと参拝したかった妙義神社に行くことができました!絢爛な本社や背後にそびえる妙義山との景観が素敵でした!
妙義神社とは
御祭神は「日本武尊」「豊受大神(とようけのおおみかみ)」「菅原道真公」「権大納言長親卿」を祀ります。古事記にも登場する二柱の神様と、人神(亡くなった人を神様として祀ること)が同居する珍しい神社です。
妙義神社は妙義山の東側の麓に鎮座していますが、この妙義山は昔は波己曽山と呼ばれ妙義神社も「波己曽の大神」と称していたそうです。この「波己曽」から「妙義」に変わったことに関わっているのが人神となった「権大納言長親卿」です。権大納言長親卿は現在の妙義神社付近に住んでいたとされ、波己曽山(現在の妙義山)の景観を明巍(めいぎ)と呼び、これが後に妙義と変化したそうです。
妙義神社の歴史は大変古く、537年に創建された記録があります。537年は仏教がまだ日本に伝わっていない頃ですから相当の歴史を持つ神社です。
本社をはじめ、境内の建造物は江戸時代初期~中期のもので当時の趣を残す壮麗なものばかりです。調べてみると江戸時代、歴代将軍から厚い崇敬を集めていたというから納得です。
妙義神社へのアクセス
電車利用の場合は、JR信越線の「松井田駅」からタクシーを利用します。自家用車の場合は、上信越道「松井田妙義インターチェンジ」から10分程度の距離です。自家用車の場合は、参道にある「道の駅 みょうぎ」に停めて参道を歩きます。
妙義神社の御朱印帳と御朱印
妙義神社の御朱印帳は機会があればぜひ授かりたかったので、忘れずに社務所でお願いしました。ちょうど1冊目の御朱印帳の記帳を終えたので、妙義神社の御朱印帳と御朱印で2冊目のスタートを切ることができました。
頑張って石段を登れば素晴らしい景色です
妙義神社に参拝するには「男坂」と呼ばれる165段の石段(階段)か「女坂」を登る必要があります。石段が高く下りは子供には少し危ないので、行きは男坂を、帰りは女坂を利用しました。
はぁはぁと息を切らせて男坂を登り切ると随神門にたどり着きます。そこからの眺めは大変素晴らしかったです。
ちなみに、本社までの階段の総数は275段あるそうです。運動不足の方は間違いなく筋肉痛になるでしょう(笑)
妙義山との景観は圧巻です
日本三大奇勝に指定されている妙義山の麓に鎮座していますので、背景に妙義山を仰ぎ見ることができます。ただでさえ、妙義山そのものに迫力があるのですが、妙義神社と合わせることで神聖さが加わり非常に素晴らしい景観となります。
江戸時代、中山道を歩く人も妙義神社に参拝したようですが、どうしても参拝できない人のために山に「大」を掲げて遠くからでも妙義神社へ参拝したようにとみなしてくれたようです。この「大」は妙義大権現からとったものだそうです。
立派な杉の木と波己曽神社も忘れずに
見どころは本社だけではありません。天然記念物である「妙義神社の大杉」や妙義神社の元となった「波己曽神社」も立派です。波己曽神社は妙義神社が使えない際に祈祷を行う場所ですから、忘れずに参拝しましょう。
参拝の後は「道の駅 みょうぎ」で地元野菜をゲット
時間に余裕があれば、参拝後は「道の駅 みょうぎ」に立ち寄りましょう。ここでは下仁田ねぎをはじめとした地元野菜を格安で買うことができる他、飲食スペースもあるため食事をとることができます。メニューの価格も観光地価格ではなく、非常に良心的なので「出費が・・・」なんて気にする必要はありません。道の駅を見つければなるべく立ち寄る我が家ですが、この「道の駅 みょうぎ」は規模は小さいながらも質はトップクラスの満足度でした!
この道の駅はオススメです!
まとめ
今回は群馬県安中市の「妙義神社」をご紹介しました。上信越道や国道18号を走っていると「お、見えてきたな」といつも思わせてくれる妙義山に鎮座する歴史ある神社です。軽井沢や碓氷鉄道文化むら、富岡製糸場などにお出かけの際は是非とも妙義神社まで足をのばしてくださいね。きっと素晴らしい建造物と背後にそびえる妙義山に感動するはずです!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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