越後浦佐 毘沙門堂~別当 普光寺~
日本三大奇祭の「裸押合大祭」が開催される浦佐の毘沙門堂に行ってきました!King&Princeの神宮寺さんも参加されていましたね!
裸押合大祭とは?
毎年3月の第一土曜日に開催されます。新潟の3月はまだ雪もしっかり降り寒い時期ですが、境内の湧き水で身を清めて押し合いへし合いとなる熱気あるお祭りです。1200年以上の歴史があるお祭りですが、その起源は「毘沙門堂の毘沙門天に我先にと拝む参拝客が押し合いへし合いになったこと」だそうです。また、男衆が大きな蝋燭を担いで押し合うことから「大ローソク祭り」とも呼ばれるそうです。
裸押合大祭についてはこちら→https://niigata-kankou.or.jp/event/2042
King & Prince も参加!
この毘沙門堂、解散してしまいましたが「King & Prince」のメンバー、神宮寺さんが来られていました。(「King & Princeる。」という番組だったでしょうか)地元の方に混じって一生懸命に裸押合大祭に参加されている姿が素晴らしかったですね!
今回、ここを訪れたのは妻の念願だったので叶えられて良かったです。アクセスの良いので、おそらくファンの方も巡礼されたのかな?
毘沙門堂へのアクセス
アクセスは非常に良く、上越新幹線の「浦佐駅」から徒歩5分、関越道「大和スマートIC」から5分程度です。
毘沙門堂とは?
毘沙門堂は全国各地で耳にしますが、この浦佐にある毘沙門堂の歴史は古く、807年に坂上田村麻呂が蝦夷(現在の東北地方)を征伐する折に国家鎮護のために建立し、インドの仏工が作成した「本尊毘沙門天王」を奉祀したのが草創とされています。お堂の中も非常に立派でした。記念に御朱印と福箸をいただきました。
別当 普光寺とは?
「別当」とは「他に本職があり兼ねて別にその任に当たる」の意味で、いわば"兼務"のことです。普光寺は1221年に鎌倉幕府将軍の源実朝より毘沙門堂の別当に任ぜられました。この別当寺が設けられた神社は格式ある神社と言われています。栃尾市に総本社がある「秋葉神社」も別当寺 常安寺がありますね。(秋葉神社は火除けの神様の秋葉大権現を祀っています)
1200年の時点で別当に任ぜられるということは、それより以前に建立されていることとなるので毘沙門堂と同じく歴史のある建物です。しかし、慶長時代に火災に遭ってしまい一度消失しています。現在の建物は火災直後の1680年に再建されたそうです。
山門も必見です
参道を渡ると立派な山門が眼前に広がります。天保二年(1831年)の竣工で当時のままの姿かたちを今に伝えてくれています。山門の天井には江戸時代下期に描かれた「八方ニラミの龍」参拝客を待ち構えています。圧巻の迫力でしたよ!
まとめ
今回は浦佐にある「毘沙門堂」と「普光寺」をご紹介しました。これらを知るきっかけは「King & Prince」でしたが、何度も行っている新潟県にこんな素晴らしい場所があるとは深くでした・・・。そして、神宮寺さんは私個人としても好きなメンバーだったので改めてKing & Princeが解散したことの寂しさを感じました。
King & Princeが好きな方はもちろん、新潟県に行ったならば立ち寄っていただきたいスポットですので、旅行の計画に加えていただけると嬉しいです!(※ファンの方の巡礼は否定しませんがちゃんと参拝はしてくださいね)
今回も最後までお読みいただきありがとうございました!
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