航空科学博物館

成田空港隣接の航空博物館に行ってきました。飛行機好きの方にはオススメですよ!

航空科学博物館とは?

航空科学博物館の設立背景としては、以下のとおりです。

世界の航空先進諸国は航空博物館の設置により、貴重な資料を展示して国民に航空の歴史を伝えるとともに、航空に対する理解と認識を深め、航空界の発展のための役割を果たした。

我が国における航空事業は、昭和27年の民間航空再会以来、飛躍的な発展を遂げ、その成果は各国から注目されるまでになり、かねてから航空関係者等から航空博物館を創設し、民間航空の実状の紹介、航空界の歴史的経緯の展示等が強く要望されていた。

このため、財団は、特に青少年に対し航空に関する科学知識についてその啓発を図り、 もって航空思想の普及及び航空科学技術の振興に寄与し、あわせて我が国の航空の発展に資することを目的に、総合的な航空思想普及施設として「航空科学博物館」を建設することとした。

航空科学博物館HP 「航空科学博物館の概要」より

少しお硬いことが書いてありますが、航空機の成り立ちや発展をよく知ることができる楽しい施設です。かつての戦闘機のコクピットや別料金になりますが、シミュレーターなどの体験イベントもあります。

航空科学博物館の公式HPはこちら→http://www.aeromuseum.or.jp/index.html

エントランスを通ると各航空会社が出資したジャンボジェットのやその断面図を見ることができます。航空機の床は丈夫ですが、薄い作りになっています。床下に預けたカバンや貨物、あるいは動物が搭載されています。いわゆ空調機能もあるので医薬品や食べ物も運ばれてるんですよ。

航空科学博物館へのアクセス

電車を利用する場合は、成田空港or成田空港第2ビル駅からバスが出ています。車で行く場合は東関道の富里IC、もしくは成田ICから向かいます。どちらも高速を下りてから20分程度の距離です。成田空港は端から端まで車でゆっく走ると30分以上かかる広さ(実体験)なので、3つの自治体に跨っています。この航空科学博物館はあるエリアは「南部地区」と呼ばれ、自治体が芝山町になります。

昔の飛行機も詳しく知ることができます

現代ではコンピューター制御されたハイテクが当たり前の飛行機ですが、各時代の飛行機の解説が続くエリアもあります。子供はスルーですが、大人の方は足を止めているのが印象的でした。私も暴れん坊の長男を妻や長女に任せて各飛行機の解説を少し読ませてもらいました。

列ができていたので写真におさめてはいませんが、ゼロ戦などのコクピットも展示されており、実際に座ることもできます。

屋外展示としてYS11を間近に見ることができます

博物館からは離着陸する航空機が見れます

航空科学博物館は成田空港に隣接しているので、最上階の展望室からは成田空港のA滑走路(成田空港で最も長い滑走路)を眼前に望むことができます。屋内で空調も効いているので多くの人が集まってしますが、3Fの屋外デッキからでも十分にその迫力を感じることができます。(屋外の方がエンジン音も通るのでオススメです)

近い将来ANAに統合される日本貨物航空のB747FとANAの貨物機(B6F)、フライングホヌ(A380)が仲良く駐機していました

オススメの飛行機おもちゃ

下記はお子様にオススメの飛行機おもちゃです。どちらも対象年齢は3歳以上ですが、右側はサウンド&ライト付きです。我が家は左側のより丸みを帯びたフォルムを持っていますが、音が出なくても十分に楽しめます。「フリクションパワード」という仕組みで動かしますので、力込めれば非常に早い速度で滑走します。(ある意味暴走という表現の方が適切と思うほどのスピードが出ます)

左のほうが壁などにぶつかっても「音が出なくなった」などの故障の心配はないので十分に楽しめますよ。

まとめ

今回は子供から大人まで楽しめる航空科学博物館をご紹介しました。(余談ですが、妻と私は成田空港で勤務していたので非常に懐かしい気持ちになりました。そして「今更」というレベルで航空科学博物館に行きました笑)

屋外展示もありますが、基本的には室内で楽しめますので、梅雨の時期にはもってこいのスポットだと思います。ただ、本格的なシミュレーターやフライト体験を目当てにする場合は、朝一番で並ぶ必要があるのでご注意ください。オススメのお出かけルートは、「午前中に航空科学博物館→お昼からは成田空港で過ごす」ですね。空港に行けばごはん処もたくさんありますし、何より限定ショップがたくさんあるので楽しいです。2025年の4月まではポケモンが各ターミナルに遊びに来ているようなので、ポケモンが好きな方にはプラスで楽しめると思います!

NAA(成田空港)の公式HPはこちらです→https://www.narita-airport.jp/jp/fun/sorapika

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

管制塔のような展望階からはA滑走路がよく見えますよ