【軽井沢の式内社】長倉神社

軽井沢に鎮座する歴史ある長倉神社に参拝してきました

およそ1200年前の天長年間に建立されたとする大変歴史のある神社です。平安時代に定められた延喜式内社にも長倉神社の名が載っているそうです。式内社にも社格があるそうですが、長倉神社がどの社格に定められていたかまではわかりませんでした。Wikipediaによると旧社格は村社だそうです。

ただ、天明の浅間山大噴火の際に古文書等がなくなってしまったようで、正確な記録は残っていないようです。(浅間山の大噴火は天明の大飢饉を引き起こした原因の一つとも言われているので、軽井沢一帯が壊滅状態になったのは想像に難くないですね・・・)

この長倉神社は普段は無人の神社でして、前回ご紹介した熊野皇大神社の兼務社だそうです。参拝した時間も我が家以外に人はいませんでしたが、きれいに環境も整えられていたので特段何も気になりませんでした。

熊野皇大神社のご紹介はこちら→ https://lay-code.com/post-2290/

境内は木々に囲まれているため紅葉が綺麗でした
お家のような佇まいの拝殿です

長倉神社の最寄り駅はしなの鉄道「中軽井沢駅」から徒歩10分程度の距離です。車やレンタサイクルで行く場合は、国道18号を走り「軽井沢町役場」が目印です。

雲の多い日でしたが、参道からは浅間山を望むことができます

御朱印は社務所や授与所でいただくのではなく、拝殿に置かれていますので初穂料を納めてからいただきます。社務所の時間内に行けない場合でも授かることができるので嬉しいですね。日付は自分で書きます。

長倉神社が鎮座する地域は、中山道の宿場「沓掛宿」がありました。沓掛宿は江戸(日本橋)から19番目の宿場にあたりますが、京都から江戸に向かう旅人にとっては碓氷峠前の宿場だったため大変賑わったようです。現在の旧軽井沢あたりの軽井沢宿、沓掛宿、北国街道との分岐点である追分宿は「浅間三宿」と呼ばれたようです。

石碑自体は新しいですが、江戸時代の人々が徒歩で行き来していた場所に自分も立ってみると、親しみ感じながらも何だか不思議な気持ちになります。

今回は中軽井沢駅に近い「長倉神社」をご紹介しました。ご当地の駅や店舗に置いてある「るるぶFREE」にも"軽井沢の寺社仏閣巡り"として紹介される神社ですので、軽井沢にお出かけの際は隣の中軽井沢駅まで足をのばしてくださいね。天気の良い日はレンタサイクルで軽井沢駅~中軽井沢駅周辺を散策するのも良いですね!

軽井沢駅から中軽井沢駅に向かい途中には「塩トリュフパン」で有名なパン屋さんTRUFFLEをはじめ、おしゃれなご飯屋さんが多くありますので走っているだけでも楽しいですよ。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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